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三重の秋祭りにぎやかに

地域のこと

~~ 太鼓や笛の音がふる里に響きわたった ~~

10月12日(日)三重の秋祭りでした。

太鼓の音や笛の心地よい音色が村中(むらぢゅう)に響きわたり、老いも若きも総出演、一年でいち番にぎやかな一日になりました。

約2㎞の集落内道路を「笹ばやし」を先頭に、「楽(がく)屋台」、「神楽屋台」の順に巡行
上三重三差路で「笹ばやし」を踊る小学生、約3週間の練習の成果を披露
道中太鼓の音と笛の音色が響くなか約50人の行列が汗ダクで村なかを練り歩いた

夏日のような暑い日、汗ダクになり約2㎞の集落内を巡行。子どもを中心にした「笹ばやし」と「楽(がく)」、そして大人が演じる「神楽(かぐら)」の三つの演目を、上、中、下三重の3か所で披露。最後に三重神社におごそかに奉納しました。

下三重の酒戸古神社前で小・中学生が「楽太鼓」を打つ
下三重の酒戸古神社前で「神楽の舞」
下三重の酒戸古神社前で「神楽の舞」
三重神社に到着した一行。このあと1時間半にわたり「笹ばやし」「神楽」「楽太鼓」のすべての演目が奉納された
三重神社でおごそかに「神楽の舞」を奉納

三重の秋祭り行事は、およそ半世紀前の昭和52年に当時の若者が中心になり「笹ばやし」と「神楽」が復活したもの。その後平成12年に子ども対象の「楽(がく)太鼓」を加え三つの演目が披露されるようになり現在に至っています。

しかし、人口減少で祭り行事の担い手不足が深刻になってきました。とくに小・中学生は合わせても13人、毎年少しずつ減っていきます。